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屋久島の日常風景写真を添えてお届けする田舎暮らし日記です。
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数日前の話になりますが、『ガイアの夜明け』という番組で、アートバブルの再来か?なんてサブタイトルで最近のアート市場のことを紹介していました。

ニューヨークなんかの絵画オークションでは、現代アート作品が軒並み億単位の値で落札されるなど、非常に動きが活発化しているとのことです。
とくに中国人作家の勢いがすごいらしい・・。

う〜ん、僕としては、アートのあり方としてもっとも悩まされるジャンルの話です。

自分の原画を手放すというのは、僕にとってはとても空しいことなのですが、唯一の救いは本当に自分の絵を気に入ってくれた人に買ってもらうということです。

それが、高値で売れたとしてもすぐに転売されて、第三者の金儲けのネタにされるというのは救いようの無い寂しさがあるのではないかと思うのです。

まぁ、億単位のお金を手にできればそんな思いもすっ飛んでしまうのかな?
僕には経験がないので理解できない領域です。

日本人でも村上隆氏なんかはアート生産工場みたいな勢いでスタッフに描かせてるみたいですが、そういうやり方なら手放せるのかな。

アートィストも人間なので、食えなきゃ絵も描けません。
現実との狭間で悩みながら、仕方なくそういう手段を取らざるを得ないのでしょう。

僕が以前影響を受けた画家で、原田泰治という作家がいるのですが、その人は新聞の連載で絵を描き続けて原画は売らなかったそうです。
だからこそ今は信州に立派な原田泰治美術館ができており、一度に沢山の原画を見ることができます。
目先のお金に惑わされなかったからこそ実現した美術館だと思うのですね。

僕が理想とするアートの形です。素敵です。

僕もそういう形を目指しているのですが、やっぱり生活が苦しかったので何枚も原画を手放してきました。
でも年々手放す枚数は少なくてもギリギリ生活できるようになってきました。
目標は、やはり原田泰治氏のよに一枚も手放さないようになることです。
で、いつか自分の美術館を持つことです。

そう、そのうち一枚も売らなくなるのです。

『縄文じいさんの絵』は今しか買えませんよ。お早めに!

結局あんたも金かい!(一人突っ込み爆笑)
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うえだまさのぶ
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2000年8月に屋久島に移住しました。
趣味だった絵で生計をたてています。
最近は動画を作って遊んでます。
『keiアニメーション動画サイト』も見てください。
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